敏感肌といっても十人十色。自分にとって何が良くて何が悪いのか、個人差がありすぎて実際に本人が使ってみないとわからないものですよね。
ただ、敏感肌だからあれもこれもダメ!というのではなく、注意するポイントはいくつかあるんです。ご自身の肌質・悩みに応じて検討し、自分の肌に合う化粧水を選んでみてくださいね。
添加物をよく見て選ぶ
そもそも添加物って何?
私は職業上、化学物質には強い方ですが、それでも成分全部は覚えていません。食料品だけではなく、製品を販売するときに添加物はちゃんと書かないといけない決まりなので箱の後ろ、容器の後ろにいっぱい書いてあります。
もちろん添加物のすべてが肌に良くないというわけはありません。
皮膚の乾燥を防ぐには大事な要素である保湿成分
容器の中にいる雑菌の繁殖を防ぐための保存料
製品自体の酸化を防ぐビタミンC
これらも添加物のひとつです。肌を健やかに保つためには必要なものでもあります。
「アルコールに弱いからアルコールフリーを選ぶ」、「保存料入りの化粧水は気持ち的にあまり使いたくないから一回使い切りの物を選ぶ」など、なるべく自分の肌を刺激する添加物が少ない製品を選びましょう。
保湿成分に注目する
敏感肌の人は一般的に乾燥しやすい人が多いです。(※もちろん脂性でも敏感肌の人はいるので要注意!)
ヒアルロン酸、セラミド、グリセリンなど保湿成分が豊富な化粧水は、皮膚にうるおいを与え、皮膚の水分・油分を保ち、皮膚を保護しながら乾燥を防いでくれます。これが肌を整えることになり、肌荒れを防ぐことに繋がります。
反対に脂性の人は、乾燥肌の人よりは皮膚がうるおっているように思われがちですが、皮脂が多いだけで水分が足りていない場合があります。
鼻はいつもベタベタするのに口周りは粉がふいているような部分的に乾燥している人もいます。水分も油分も多い人でも冷暖房を使っている時や、乾燥している季節には適切な水分が必要となります。よって、脂性肌の人は軽いテクスチャーや、さっぱり系の敏感肌用化粧水をこまめに塗るのがオススメです。
「敏感肌専用」記載の物を選ぶ
「え?ここでそれ言うの?」って思いました?
いやいや。敏感肌用の製品と思ってたら違った!なんてことが意外とあるもんです。
例えばですが、値段だけを見て買っていませんか?ランキングを見てなんとなくで選んでいませんか?有名人が良いって言ってたからという理由だけで買っていませんか?
きちんと商品の箱や店員さんが作ったポップを見るのもとても大事なことです。アレルギーテスト済みというのもあるので、気になる方は是非探してみてください。
「ちょっと待って。自分の肌の弱みってどうやったらわかるの?」
パッチテストはみなさん聞いたことがあるのではないでしょうか。私は白髪染めの時によく聞きます。顔の皮膚というのは手足よりはずっと繊細です。瞼なんかは特に薄いです。手には使ってよくても、顔には刺激が強いため塗らない方がいい商品もあります。
簡易的な方法ではありますが、いきなり新しい商品を顔の皮膚で試す前に、手に少しだけ塗って様子を見て、自分の肌に合うかどうか確認しましょう。
「もしかして、これアレルギー?」
アレルギー検査は内科、耳鼻科、皮膚科などで受けられます。(病院さんによっては出来ないこともあるので受診前には必ず調べてください) パッチテストを行ってくれる皮膚科もあるようですよ。
アレルギーではなくてもお肌の調子がよくない時、敏感肌の症状が深刻なものであったり、症状が継続的なものは自己判断ではなく、必ず医師に相談しましょう。
化粧水は医薬品ではありません。病気を治すものでもありません。きちんとプロに診てもらうのが一番です。病気じゃなかったらそれはそれで安心してストレスから少し解放されるかもしれません。きちんと専門的なアドバイスを受けましょう。
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